こんにちわ 高知の醤油&味噌屋 マルキョーです。
あっという間のGW連休。
今回は近場で楽しむことにして
人生初の茶摘みへ!
じつは高知、お茶どころだったりするのですが
まったくもって知られておりません・・・。
悲しいかな静岡など県外へ茶葉は送られたあと
静岡茶になって全国へ流通するということが
昔からあったようです。
包丁もこのパターンやそうですね~。
今回お世話になるのは
マルキョーから車で15分ほどでしょうか。
同じ市内と言っても
「おいおいっ、ドンドン山へ向かって走ってますけど~」と
少々不安になるところ。
ここは自家用だけに作っているそうで
なんとも贅沢や。
それでは新芽を狙って茶摘みスタート!
枝の先っちょにある3枚くらいの葉っぱを茎ごととるがです。
いわゆる新芽ベイビーですが
これが思った以上に柔らかい!
そしてこれがお茶には良いらしい!!
であればまずは食べてみる。
さわやかな葉っぱの香りと
やさしい苦味。
お世辞にも美味しくはないですね~。
けど食感は悪くない(笑)
そして足場の悪い傾斜で茶葉をとったあとは
釜で炒る!
一年に数回の作業なので
もちろん専用のかまどなんてありません。
みんなが一生懸命にとった茶葉を焦がさないように
ひたすら動かし続けるがです。
しばらくしたら茶葉の中の水分が
パチパチと音をし始めて気持ちのえいこと!
割れ物なんかを巻く緩衝材のプチプチを
一気につぶしゆう音に似いちゅうがや!!!
そのあとは
「嫁に来た時からあった」分厚いゴザ(30年以上も前か!?)のうえで
奥さま直伝の揉んで揉んで作業です。
これは葉っぱから水分を取り除き
葉っぱを茎の形のように細くして
茎と葉が均一に乾燥するようにするらしい。
この作業中すでに
お茶の香りが出てくるのでスゴイ!
そして生茶というのやろうか
そのあと早速いただいたがです。
うお~、なにこれ美味いやんか~。
さわやかな味わいでビックリ。
でもこれやったら日持ちがせんので
3日ほどかけて乾燥させるそう。
香りもまた変わるがやろうか。
来週のお楽しみです。
いや~、すごい良い体験やったぜよ~。
茶畑にホトトギスの巣の跡があって
次女ちゃんもビックリですき!