こんにちは、高知の味噌＆醤油蔵　マルキョーです。
丸共味噌醤油醸造場 - 南国高知からおいしいを。(公式HP)


「味噌」の「噌」という漢字をご存知でしょうか？

マルキョーの社名にはこの味噌という漢字が入っていて
領収書を書いてもらうときなどに
とっても困らせてしまいます。

ぱっとすぐ書ける人ってなかなかいませんよね。

実はこの漢字、日本で作られた国字（和製漢字）です。

日本独自に作られた漢字ということで
実はとても特別な存在です。

そして「噌」の字を分解すると
「口」と「曽」から成り立っています。

「口」は食べ物や味を連想させる一方で
「曽」は古い形で「かまびすしい」や「やかましい」という意味。

これにより味噌は「味が豊かでおいしいもの」
としての意味を持つようになったと考えられているのです。

味がガヤガヤやかましいが転じて
「豊かな味」ってえいやんか～。




その味噌ですが
起源はなんと飛鳥時代まで遡ります。

中国から伝来した発酵技術が基になり
日本人の手で独自の改良が加えられていったそうです。

本当に昔からあったんだな～と
不思議な気持ちになるのは私だけでしょうか。

そして味噌と聞いて真っ先に思い浮かぶのが
そう「味噌汁」ではないでしょうか。

朝の食卓に並ぶ温かい味噌汁は
体だけでなく心もほっこり温めてくれます。

特に飲んだ次の日！

どこか懐かしい安心感もありますよね。

ずっとずっと昔から
日本人の心と体を癒やしてくれていたんだな～。

そして具材はネギや豆腐などの定番から
わが町須崎市だとミョウガとか。

お肉も海産物ももちろん合います。

合わないわけがない！

具材を選ばず入れても美味しくなる
無限アレンジが楽しめるのがお味噌汁のすごいところ。

さてさて2025年巳年の初仕込みが始まります。

今年も美味しいお味噌ができますように！！！

ワイワイ、ガヤガヤ、にぎやかな、豊かな味の
お味噌に仕上がりますように！！！

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