私どもマルキョーの蔵は
大正時代からの部分と
昭和に入ってから
増改築した部分があります
なかなかの古さで
なんとも言えない雰囲気を
醸しています
いま現在では
使っていない箇所も多いのですが
とくにここ
1階は使うのですが
それ以上の階は使っていません
この画像には
1階は映っておりませんので
意外と高い建物です
昔は上の階で味噌仕込みを行い
1階にあるタンクへ落としながら
作業をしていたようです
私はビール会社に以前いましたが
昔のビール作りもそうです
上の階から順々に仕込みながら
1階のタンクへ移動させていく
重たいですから
移動させるには
落とすのがいいだろ
ということです
私が初めて
マルキョ―に来た時も
上記の建物の内側には
ビックリしました
大きな梁と高い天井
思わず「ほ~」と声が出ました
そしてその内部が
大正時代からある部分なんです
外側は違いますよ
ちなみに
適材適所という言葉は
字の通り建築関係からのもので
つまり
「山の南側で育った木材は
建物の南側に使うと良い」
といったこと等から
生まれた言葉だそうです
きちんとそうすることで
耐久性は違ってくるとの事
2度にわたる南海地震を乗り越え
元気に今へ至るので
南側にある梁は
山の南側育ちなのでしょうか
今度また
内部の画像を載せようと思います