かつお骨楊枝

[作成日]2008.07.12  [ブログカテゴリー]食・レシピ

ちょっと前にグミのような鰹を

食べたって書きましたが

そんな鰹を「ぐび」というそうです

取引先の鮮魚店さんから聞きました

死後硬直前の本当に釣りたてで

その中でもいい奴らしいです

今日は鰹の絵を描きました

いやいや遊びじゃないんです

ある雑誌でプレゼント企画を先日しましたが

やはり外れてしまう人がいる訳で・・・

皆さん時間や切手等通信費も掛ってますから

申し訳ないので

何かしようと思ったんです

ですのでお礼状と

鰹の骨の爪楊枝を送ろうかなと

(高知では密かに話題です?)

骨楊枝はさっきの鮮魚店できれいに

してもらった鰹の骨を使うんです

そして袋の中にこの上手いとは

お世辞でも言えない絵を添えて

Img_0225

絵の裏にはバラ抜き節音頭の歌詞

ちなみにこんな内容です

「つつじ椿は野山を照らす

 沖の鰹は納屋照らす

 宇佐は良いとこ港を出たら

 沖は大漁カツオ船」

これは節の製造時に唄われた

労働歌です(高知県宇佐地域バージョン)

バラ抜きとは骨を取る作業の事

昔の人も骨楊枝を使ってたのかな~

食後にこれを使うと太平洋を泳いでる

鰹の姿が目に浮かび

命を食べて自分は生かされてんだなーと

感謝の気持ちが湧いてきます