四万十川ってご存知ですか
私はその河口付近にある高校に
通ってたのでよく行きました
地元の川自慢でよく引き合いに
出るのが「鮎」ですね
よくこんな会話がされます
「あそこの川の鮎は有名だよ、確かに。
でもうちの川の鮎のほうが美味いね
餌の岩のりの香りが違うもん」
お酒が入ってくるとさらにヒートアップ
はっきり言って科学的論理的ではありません
しまいには「川と私」といったような
想い出話しに突き進んでいきます
鮎は岩のり等を食べます
しかも砂なんかも一緒にです
だから川によって鮎の味や香りが違う
それが喧々諤々の宴席に変わっていく
要因の一つです
そりゃみんなそれぞれの川には
思い出がありますからね
わたしもよく四万十川で友達と
全裸で泳いだものです
(高校から二十歳すぎまでの話なので
嫁が机越しに非常に冷たい目を・・・)
そして最後はどっちにしても美味いから
良いじゃないということになるんです
でもつぎは「川と地域」「川と日本」の話に・・・
なんとなく鮎を通して変わりゆく川を
感じているのです(←無理やりかな)
ほろ苦い内臓を日本酒でチビチビやりながら
尽きることがありません