私ども

高知は須崎のマルキョー醤油では

ちょっと甘めのお醤油を

大正時代より製造販売しています

じつは先日の須崎お魚まつりで

お客様に味見をして頂いて

再確認したことがあります

それは

やっぱり高知の方は

甘みのあるお醤油が好き

という事です

「お醤油は甘くないといかん！」と

力強くおっしゃるおば様もいて

本当に土地柄を感じました（笑）

私がマルキョ―に入社して

色んな方々にその理由を聞いたところ

・お砂糖は貴重なもので

　祝い事の時だけ口に出来るものだったので

　甘さに対する憧れから

（一番有名な説）

・高知は沿岸部が開けた土地で

　海の近くに人が住んでいたので

　いつも潮が口に入り甘みを欲した

（ここ須崎の漁師のおじさん談）

・ある地域では深く井戸を掘っても

　必ず塩分が含まれていたので

　料理を甘くする傾向になった

（隣町のあるおば様談）

などなど

言われてみれば確かに納得する説です

地形などがかなり影響しているのでしょう

これは私どもマルキョー醤油の

お客様に限ったことかもしれませんが

海側と山側でも要求される甘さのレベルが

異なるのです

というのは海側は甘く！

対する山側はほんの～り甘くなのです

どっちにしても甘みは

非常に重要という事ですね（笑）

ですので私どもマルキョーには

お客様の好みに合わせ

甘さの異なる濃口醤油が

４種類もあるのかもしれません