以前神奈川に住んでいた頃
高知で暮らす親父から言われた言葉に
こんなのがあります
「地域は大事にせんといかん!」
その時私の返した言葉は
「ごめん、全然興味ないからさ~」
ふとそんなことを
高知の郷土料理「皿鉢」(さわち)を見て
思いだしました(笑)
大皿にいろんな種類の料理が詰め込まれ
高く盛られた宴席料理です
土佐の食文化では欠かせないもので
配達してくれる仕出し屋さんなど
たくさんあるのです
また私が幼い頃には
地域の人が集まってお寿司を造ったり
貝を煮込んだりして皿鉢を完成させ
地域の人たちみんなで食べたのを覚えています
「同じ釜の飯」
「鍋をみんなで囲んで」などなど
親密になるキッカケは色々あると思いますが
もともとご馳走である皿鉢料理にも
そういった意味があるのです
今ではご馳走はどこにでもあって
個別に提供される小料理の流れできたと思います
ですのでこの先こういった囲むご馳走
しかも日本風で泥臭い?(時と場所にもよりますが)
そういったものが
また脚光を浴びると勝手に考えちょります(笑)
とりあえず
先日東京から帰省した妹に
熱く皿鉢について語っておきました(笑)
やっぱり親父に似てきたか・・・