須崎の鍋焼きらーめんと古漬け

[作成日]2009.12.25  [ブログカテゴリー]食・レシピ

私どもマルキョーがあるのは

高知県須崎市という漁師町なのですが

この地には「鍋焼きらーめん」という

若鳥ではなく親鳥で出汁をとり

ホーロー鍋・土鍋で出される

美味しい醤油ラーメンがあります

今風に言うB級グルメ?ですが

昔から須崎で親しまれていて

現在は鍋焼きらーめんと言われてますが

昔から食べていた人は

ホーロー鍋・土鍋に入った中華そばという事で

「鍋中」(なべちゅう)と呼んだりしています

Moji_2

さらにその昔では「ぽこぺん」と

呼んでいたらしい・・・(笑)

理由は分かりませんが

私も好きでよく食べるのですが

先日あることに気付きました

ちょっと下らないことですが(笑)

このラーメンには

だいたいどのお店でも

一緒に沢庵の古漬けが付くのです

つまり

乳酸発酵した酸味の強い漬物です

普通ラーメンの麺には

かん水というものが入っていて

それが腰の強さを生んだりするのですが

このかん水はアルカリ性です

ですのでラーメンを食べていると

だんだんアルカリ性に近づいていき

味がぼやけてくる

(人それぞれの好みですのであしからず)

そこで古漬けの登場

途中スープの中に入れると

味がクリアになります(笑)

弱酸性に戻るからでしょうか

すっきりこれまた美味しい!

全く気にならない程度に

古漬けの風味も加わり

心の中で「こりゃー良い発見をしたぞ!」と

周りを見回してしまいました

て、もしかして

知らないのは自分だけだったかも・・・

だまされたと思って

一度お試しあれ(笑)